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2025.10.12
【注文住宅が建つまで】〔こぼれ話〕コンクリートの強度って…?
こんにちわ!
カメラから逃げまわる『たけちゃん』です。
コンクリートがどういう仕組みで固まり、構造体になるか以前ブログでお伝えしましたね。
そう!グラタンを作っていたあれです!
▼「グラタンのあれ」以前のこぼれ話はこちら
連載中の【注文住宅が建つまで】でコンクリートの基礎ができあがり、その上に木の土台が組みあがったところで・・・
あのビルも、このビルも、建物の一番下で何十トン・何百トン・何千トンもの重さを支える
〔基礎〕のコンクリートって強度はどうなってるの…?と気になった方もいらっしゃるのではないでしょか?
コンクリート含め木材や鋼材にもそれぞれ強度があります。
経年劣化や条件によって朽ちてくることもあります。
例えば、木材なら朽ちてバキバキ、鋼材なら錆びてボロボロになっているのを
見たことがある方も多いのではないでしょうか。
建築・土木の分野では定められたルールに従い、主要材料の強度試験を行います。
各材料の強度を高品質に保つことも現場監督の大事な仕事です。
一般の住宅では試験の必要はありませんが、先日企業の新築事務所の工事現場でコンクリート試験を行いました。
まずコンクリート打設当日に〈スランプ試験〉を行います。
▼スランプ試験の様子
これはコンクリートの流動性、つまり柔らかさを確認する試験です。
上部がすぼんだ筒状の型に入れて型を抜き取り、どのくらい崩れたかの数値で確認します。
そして、円柱状のテストピースを6つ採取します。
一週間後に3つ、4週間後に残りの3つ、採取したサンプルをもとに〈圧縮強度試験〉を行います。
これは硬化したコンクリートの硬さを確認する試験です。
▼コンクリートの圧縮強度試験の機械
コンクリート工場の試験室にある専用の機械で試験を行います。
▼試験をするコンクリートサンプル
▼コンクリートサンプル圧縮強度試験の様子
今回の基準値は〈呼び強度〉の85%以上です。
無事クリアしました!
〈呼び強度〉(「呼び」は打ち間違いではないんです!)とは、設計基準地に対して、温度補正値を加えた数値のことです。
地域や季節による温度変化に対して決められています。
たとえは、「強度21の設計基準値に夏補正+3で強度24」という数値になります。
われわれ住宅事業部ではコンクリート試験をする必要がある工事が少ないため新鮮でした。
特に試験ごとに担当者として写真に写ってしまうのです・・・
私は撮るのはいいですが、写るのは苦手なんです・・・
写真に写るのが苦手すぎて、高校生以降の写真がほぼないくらいです。
写真に写る“スランプ”から抜け出せない『たけちゃん』でした!
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